Friday, September 09, 2005

Movies: HELLRASER Hellseeker

ネタバレ:まだ観てない人は見ないでね、思いつくがまま適当な感想。

HELLRASER Hellseeker
ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア』(2002)アメリカ

『リターン・オブ・ナイトメア』のちょっと気になったところ。
結局、車の中でトレバーが自殺して、クリスティーが救助されたと言うオチだけど、納得行かない。
だいたい、運転中に自殺する人はいないと思うよ。同乗者が居て、対向車があるというのに、これじゃ自殺じゃなくて、心中または巻き添えになっちゃうじゃない。発作的とは言え、運転しながら拳銃自殺する人っているかな? まだ事故起こして亡くなったという方が説得力あるはず。
クリスティーの言葉にまんまと騙される警察がマヌケに見えちゃうよ。だいたいトレバーの時は疑ったくせに、クリスティーの時は信じるその態度、やっぱ納得行かない。

Wednesday, September 07, 2005

Books: The Secret Diary of Laura Palmer

ネタバレ:まだ読んでない人は見ないでね、思いつくがまま適当な感想。

The Secret Diary of Laura Palmer (as seen by Jennifer Lynch)
ジェニファー・リンチ/著『ツイン・ピークス ローラの日記』(1991)扶桑社ミステリー

結局“ボブ”の正体が分からないままだった、せっかく我慢して読んだというのに…
“ボブ”さえいなければ、ドナのように健全な少女として成長していったかもしれない、ローラ。
夜、たびたび出かけて(目の下にクマを作って)いるのに、心の中で助けを求めて(脅かされて、薬漬けで、妊娠して)いるのに、気がつかない母親にも問題があったのかも…

Sunday, September 04, 2005

Movies: Buffalo'66 / The Brown Bunny

ネタバレ:まだ観てない人は見ないでね、思いつくがまま適当な感想。

Buffalo'66 The Brown Bunny
バッファロー'66』(1998)アメリカ
ブラウン・バニー』(2003)アメリカ

『バッファロー'66』はロングラン・ヒット、『ブラウン・バニー』は賛否両論の問題作だったのはまぁ、あのシーンのせいだけでも無いだろうが、続きモノの恋愛映画として考えてみたらどうであろうか。

『バッファロー'66』で奇妙な出会いをプラトニック・ラヴで貫き通した二人のその後、『ブラウン・バニー』というカタチだったら、純愛映画に入れ込んでいた人も納得がいくかもしれない、な~んてふと思った。

刑務所を出所し、レイラ=デイジーを連れ去ったビリー=バドは、逆恨みしていたスコットを殺す事を思いとどまり、彼女とカリフォルニアに行く。
ある日、パーティに二人で出席していたが、ラリって気絶したレイラ=デイジーがレイプされる。それを見て立ちつくすビリー=バド。
彼女は救急車で運ばれ帰らぬ人となり、ビリー=バドはアメリカ各地を転々としながら、次々と少女に声をかけてはレイラ=デイジーの影を追う…

こんな感じ。
どちらにも共通するのは主人公の身勝手さ、特にレモン家の人々には真実を語れよ。
それにしても『ブラウン・バニー』のあのシーンは長すぎた。この映画に出演した為にクロエ・セヴィニーは事務所を解雇されたんだってね。