Sunday, May 01, 2005

Movies: Hide and Seek

ネタバレ:まだ観てない人は見ないでね、思いつくがまま適当な感想。

Hide and Seek
ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』(2005)アメリカ

これは普通のサイコ・ホラー映画。
隣の主人が犯人かなと観客に思わせておいて、実はデビッド自身が犯人(私も素直に騙されたけど)。
キャサリンがデビッドを撃った後、また立ち上がって観客を驚かすのかなぁと思うと何も起きず。
キャサリンと暮らすエミリーが幸せそうだなぁと観客を思わせておいて、父親と同じ二重人格をにおわせる。

子供は必ず助かり、最初から出ている主人公をよく知っている人物が助ける、途中からひょっこり出て来たさほど重要でもない人物や警官が犠牲になる、おまけに子供のイラストがヒントになっている(9歳ならもっと上手いはず)よくあるスリラー映画だったな。意外な展開が無くて残念。

でも、ロバート・デ・ニーロは『ケープ・フィアー』や『ザ・ファン』も怖かったけど、この映画でも怪演、彼がいたからまぁまぁ面白かった。子供部屋のドアの前で『シャイニング』になるのかとドキドキしちゃったよ。

無能な心理学者デビッドと思うなかれ、心理学者の前に彼も人間だ。

私が見たエンディングはエミリーの描いた絵が二つの頭、別エンディングはエミリーが精神病院に入院しているそうだ。あまりこの映画が好きでは無いのは、後味が悪いというのもあるな。
子供が主人公の映画はその先の長い人生もあるのだから、ハッピーエンドにしてあげてよ。

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