Wednesday, December 07, 2005

Books: Primal Scream

ネタバレ:まだ読んでない人は見ないでね、思いつくがまま適当な感想。

Primal Scream by Michal Slade
マイケル・スレイド/著『斬首人の復讐』(2005)文春文庫

犯人はすぐ分かる、だってスパーキィ以外は信用できる人々ばかりだもん。
今後も新登場人物が犯人というパターンだったら、ちょっとイヤだなぁ。怪しい人物は少なくとも毎回5人以上は新登場して欲しい。

一番ドキドキしたのはスパーキィの持ち物。次は掩蔽壕(核シェルター)、彼の小説の登場人物は単独行動をするからハラハラしちゃう。
それにしてもスパーキィの最期はあっけなかった、肩透かしだったなぁ。
掩蔽壕内の首がどうして、男女ともあったのか疑問が残ったままだったけど、最後のどんでん返しでスッキリ。
アルモア・フラッドの疑いが晴れて、本当に良かった。

『斬首人の復讐』は『グール』の複数犯人版だと感じた。
『グール』は複数の犯行かと思われたけど、実は犯人が1人。こちらは1人の犯行かと思わせておいて、実は犯人が3人。
やっぱりスレイドはおもしろい。

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