Sunday, August 20, 2006

Books : The Glass Hammer by Kishi Yusuke

ネタバレ:まだ読んでない人は見ないでね、思いつくがまま適当な感想。

The Glass Hammer by Kishi Yusuke
貴志祐介/著『硝子のハンマー』(2004)角川書店

人間の欲望とは計りしれなくて、金の為なら殺人を犯すほどだ。
だが、この小説は金を手にしていながら、それで終わりにしないのが奇妙。
殺害理由に説得力が無いのが残念、怒りの矛先を転嫁しただけのような気がする。それと世の中への挑戦?
青の炎』より“せつない”と感じた犯人にかなり同情してしまったので、さらに残念感が深まった。

とは言え、夢中になり一日中寝転がって読んでいたので、頭痛が痛いんや~
伏線が無いので読者には推理できないけど、読んでいる間は楽しい推理小説だった。

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